皆さんこんにちは!サポートデスクの廣瀬です^^
英検を受けたことはありますか?中学生~高校生の方が主に受けるテストですが、高い級を持っていると大学受験に有利になったりと、ますます注目度が上がっているテストです。
アチーブイングリッシュキャンプでも英検対策コースは学生の方に大人気なのですが、本日は英検3級のリーディング対策のコツを紹介したいと思います☆
長文問題を解く際は「パッセージを読む→設問を読む→選択肢の中から解答を選ぶ」というステップで進めている人もいるかと思いますが、より確実に高得点を目指すなら、以下の3ステップを使うことオススメします。
【ステップ① パッセージのタイトルだけを読む】
パッセージの1番上に太字で書かれているタイトルを読み、パッセージが何について書かれているか(テーマ)を把握します。
【例題・セクションAの案内書】
owl(フクロウ)、bus tour(バスツアー)など単語の意味がわかれば、案内書は「フクロウ観察のバスツアー」についてだと理解できます。
テーマを把握したら、パッセージを読み進めたくなるのをグッとこらえてステップ②へ進みます。
【ステップ② 設問と選択肢を読む】
パッセージを飛ばして設問に目を移します。ここでは以下の例題と選択肢を見てみましょう。
【例題】People cannot ride a bus
1 between 8 p.m. and 10 p.m.
2 if they are under 11 years old.
3 if the weather is bad.
4 on Wednesday.
設問文の「人はバスに乗れません」の後に続く言葉を、選択肢から選ぶ問題です。選択肢のどれが入るかは、まだわかりません。
1 午後8から午後10時の間
2 11歳未満だった場合
3 天気が悪かった場合
4 水曜日
どの状況ではバスに乗れないのかを念頭に、パッセージから答えを見つけに行きましょう!
【ステップ③ パッセージを読み、解答の根拠の部分を見つけたら下線を引く】
「どんな場合にバスに乗れないか」の根拠になる部分を探しながら、パッセージを読みます。コツはパッセージと選択肢を見比べながら読み進めることです。「根拠はここだ!」という箇所が見つかったら下線を引きましょう。
月曜日は公園が閉まる、バスは8時から10時までしか走ってない、などバスに乗れない状況はいくつか出てきます。「根拠はここかな?」という箇所が出てくるたびに選択肢と見比べます。
ということで正解は3だと選ぶことができました。下線を引くことで、根拠の部分を明確にできるので選択に迷いがなくなります。また、下線を引くことで見直しをする際「3を選んだ根拠は下線の部分ね」とパッセージ内の根拠をスムーズに見つけることができます。
ステップ③まででわかったこと
・テーマは「フクロウ観察のバスツアー」
・どんな時にバスに乗れないか、パッセージから探す必要がある・パッセージと選択肢が一致するのは「天気が悪いとバスには乗れない」
もし設問と選択肢よりも先にパッセージを読んでいたら、その後で設問と選択肢を読むときに、選択肢とパッセージの内容をつきあわせるために、もう一度パッセージを通読しなければならない事態もありえます。これでは時間を大きくロスしてしまいます。英検の長文問題は、答えの根拠が必ずパッセージ内に書かれているので、以下を意識して3ステップを使うことで正解にたどり着けますよ。
・基本的な単語を覚えて読むスピードをあげる
・答えの根拠をしっかりと探す
ぜひ過去問などで練習をして3級合格を目指してくださいね!